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SANKYO presents TAKURO & his BIG GROUP with SEO 2005 〜 to be continued 〜
-Sep.11,2005 パシフィコ横浜国立大ホール

つま恋から1週間。つま恋は場外に屋台が出たりして縁日の雰囲気だったが、横浜は一般のホール。上品な雰囲気というか、「つま恋」が特殊なのでしょうが。
盛り上がりも、つま恋よりは若干欠ける様な気がしたりして。

- 会場の様子 -
◎雨模様の開場前、隣接のインターコンチネンタルホテルのロビーなどで過ごす客が多かったようだ
◎国立大ホールの建物に入る入口の所で早速チケット&カメラチェック
◎グッズ販売に例年の他会場より多くの客が並んでいたように見えた
◎ホールロビーに一台だけパチンコ台『吉田拓郎の夏休みがいっぱい』が展示(見るだけで触れない)

- 客席の様子 -
◎約5000席の大ホールは超満員。1〜2FはS席10000円、3FはA席8000円
◎ホールの幅が広いので、1階席左右前方はPAが邪魔してステージがよく見えない様子

- ステージの様子 -
◎開演前、ステージのスクリーンには「SANKYO presents 吉田拓郎Takuro&his BIG GROUP...」のロゴが映写。つま恋公演では「SANKYO presents」とマスコットキャラクターの画像だけだったが


16:00 開場。入口でカメラチェック。場内はギターのインスゥルメンタルが流れる(2004ツアーと同じ曲)
16:57 ブザーもなく、いきなり拓郎本人によるアナウンス

〜「みなさんこんにちは、吉田拓郎です。SANKYO presents TAKURO & his BIG GROUP with SEO 2005へ、ようこそお出でくださいました。みなさん、昨年のコンサートには来て頂けたでしょうか。あれから1年の時が流れましたが、その後タバコはやめられたでしょうか。これから開演前のご注意を申し上げます。携帯の電源は、切ってください。メールも、いけません。ライブステージを撮影したり、MDなどに録音する事、こうしたことは全ていけません。只今、ロビーにおきまして、コンサートツアーのオリジナルグッズ、CD、DVDを販売しています。思い出作りが好きな方は、買って帰りましょう。まもなく開演します。そろそろ席に着いて、さあ、今年の1曲目は何だろうと、ワクワクしながらお待ち下さい。ちなみに今年の1曲目、みなさんの予想は絶対に当たらないでしょう」(直後に「清流」)

00.清流
→2004年ライブと同様、DVDの音源より。中盤にてミュージシャン登場
瀬尾は黒と白のストライプのノースリーブ、黒いハットをかぶっている(つま恋と異なる)

00.恋の歌(inst)
→コーラスが歌唱。「♪熱い〜熱い涙が〜」「♪僕は〜僕は知ってる〜」「♪想い出せば〜遠いあの日〜」

01.恋唄 (write&song吉田拓郎.1978)
→冒頭に拓郎登場。拓郎はサングラス無し。衣装はつま恋公演と同じ白いシャツに黒っぽいベスト、ステッカー(?)が何箇所か貼られたジーンズ
→アレンジはAlbum「一瞬の夏」と同じ
02.春だったね (write田口淑子/song吉田拓郎.1972)
→冒頭で瀬尾が客席をあおる。(立ち上がるように、という感じで手を上に振る)
→2002NHKライブとほぼ同じ。1階左側を中心に、客席半数スタンディング
03.今日までそして明日から (write&song吉田拓郎.1971)
→なんと全員着席。2004ライブバージョン

MC 〜「こんばんは吉田拓郎です。当然ですが選挙も済んでここに来たと思いますが。えー、ただちに行くように…。僕は選挙に行かずにここに来ました…。今日、楽屋に着いたら他のミュージシャン達も選挙に行ってない、と」

「しかし1年が最近重い。年々重くなっている。体に変化が」

「以前はサングラスをしていたんですが、TVにも出るようになっていたし、10代の女の子の目線も気になっていたし、それでツアーを再開してもサングラスをしていたんですが、ガンになって、入院中自分のスッピンの姿を見て、それからはメガネを外すそう、と。何シーンとしてるんだよ!(客席爆笑)宗教団体じゃないんだから」

「自分の顔のポイントというものがあって、昔はそれなりに好きだったんですが、今は眉毛が薄くなってしまって、こんな顔じゃなかった…って。みんなも相当自分の顔が変わってるはずだよ」

「昨年のコンサートでも話したけど、僕は沢田研二系(客席から向かって左を指しながら)だったんですよ。それなのに、(客席から向かって右を指しながら)小室とかそういう暗い方向に引き込まれてしまって。そんな所でプリンスしてても仕方ないのに」

「話それちゃったけど、それで化粧をしてみよう!と。ミックジャガーもキースリチャーズもメイクしてるじゃないか!と。それでヘアメイクに相談してみたら『あなたは"へいめんきょう"だから無理です』と。失礼だねぇ。それで最初はファンデーションから。少しずつ眉毛を濃くしてみたりアイラインを入れてみたりと。でもこれは気持ちいい世界なの。『俺はなかなかイイ!』と。それで次第に濃くなっていって」

「そしたら、この前の広島で前の4〜5列がなかなか静かにならないの。ずっと話してる。楽屋に帰って、何でだろう?って話してたら、『それはメイクが濃すぎるからですよ』ってさ。あの客席、『あれは吉田拓郎じゃない。松平健のコンサート?』って話してたんだろうね。やっぱ化粧が濃かったんだ、と。広島、つま恋、そして今日は3日目。今日はノーメイクでスッピンの吉田拓郎を」

「もう真っ暗な中でやりたいよ。僕だって君達を見るのが辛いんだから(笑)」

04.ジャスト・ア・RONIN (write安井かずみ/song加藤和彦.1986)
→派手でない演奏で「♪It's all right」の裏声バッチリ
05.いつも見ていたヒロシマ (write岡本おさみ/song吉田拓郎.1980)
06.リンゴ (write岡本おさみ/song吉田拓郎.1972)
ハイクアウトのホームページより「リンゴ」

07.君が好き (write岡本おさみ/song吉田拓郎.1973)
→2003「豊かなる一日」ライブとほぼ同じ。客席ほぼ着席状態

MC 〜「昨年、県民ホールに来た人は、(客席から向かって左を指しながら)右側へ行きたかったという話を聞いたと思いますが、『その後の話』を今ツアーでするんですが、でも昨年どこまで話したか忘れたので、もうこの話はやめよう(笑)僕は嘘つきだから。どうもすいませんでした(お辞儀して謝る)」

「僕は自分の音楽が好きだった。夜、自分の歌を聴いてると、2曲目くらいでスヤスヤ寝られるの。サザンオールスターズとかじゃこうはいかない。まあ、サザンだと興奮しちゃって寝られないのかもしれないけど(笑)」

「昔の自分のものを見るのが以前は好きだったが、今は嫌だ。今思えば、当時は判断が甘くて早とちりで、今テレビを見てるとそういう若者がいっぱい出てるけど、そういう、言葉で言う『鼻持ちならない』若者だったんです。そういう若者にダマされ続けた君達っていうのも…(笑)なんか宗教団体の反省会みたいになってきちゃったね」

「最近、朝起きるとジーンとしてるんです。昔は朝起きても『朝だー』と、『♪あさだあーさーだー浅田美代子はどこいったー』(と唄う)(客席爆笑)WOWOWの生が入っていないからいいけど。東京じゃこんなこと言えないよ。家族が来てたりするから。ホントに口が軽いよなぁ」

「朝起きると、『朝だー!』という元気があったんですが、今は朝起きても『ジーン』と。既に涙ぐんでる自分に気が付くの。人の話聞いても涙もろくなるし、水戸黄門見てても。あんなもん見るなよ。あれは日本の悪だよ」

「でも嘘はつかない素直な若者だったと思う。みんなも胸に手を当てて考えなよ。自分がどういう青春を送ったのか、と。そういう年頃に来てるし、今日はそういう曲集めてるからさ」

08.唇をかみしめて (write&song吉田拓郎.1982)
→2004ライブと同じ
09.ハートブレイクマンション (write松本隆/song吉田拓郎.1978)
10. Y (write&song.吉田拓郎.1981)
→2002NHKスタジオライブと同じ。随分、アクセントというか抑揚をつけて歌っている様に聴こえる

MC 〜「ずっと酸素を吸いつつ生きているんですが、結局、生きているっていうのは…なんか宗教的だな。こういうのは一番苦手」

「人と出会ったり別れたりを繰り返している訳で、僕の場合、東京に来てから一人も友達が出来なかった(笑)ミュージシャンはお山の大将というか一匹狼だから親友が出来ない。だからバンドが友達。心の友なんて言ったって、それはウソ。僕は嘘つきなので友達をいっぱい失くした…。というか失くしたかった友達も居る(笑)」

「(客席から向かって左側を指しながら)右側の僕の同期は郷ひろみとか"御三家"だよ。僕がデビューが22くらいで彼らが十代だっただけで、同期。それなのに(客席から向かって右側を指しながら)左側から汚い格好したのが『こっち来い』って。ペンチでギターのチューニングしてるんだよ。わざわざ何やってんだよ」

「関西フォークとかは特に嫌な奴が多かった。すぐ『吉田、何やねん』って。芸名を『吉田なんやねん』にしようかとか考えたから。フォークは思考からして後ろ向きなんだよ。なぜ戦争は起こるかとか言ってるんだけど、僕は『どうしてこういう話しか出来ないのか』って思ったけどね。KとかIとか嫌い!みんな嫌いだよ!!入院してた時は、みんなに謝ろうとか最初は思ってたんだけど、退院したらそんなこと…。とにかく嫌い!人生は後悔の繰り返し」

「こうして喋ってるけど、みんな自分のこと考えてる?さっきから胸に手を当てて考えてごらんって言ってるけどさ。他人事だと思っちゃダメなんだよ。これからも元気な間はまだまだ人と出会って別れてを繰り返す。どうなんだよ、おい!!!」

「そんな『おい!』なんて客席に向かって言うミュージシャン居ないでしょ。泉谷みたいじゃないか、それじゃ(客席爆笑)」

11.遥かなる (write石原信一/song吉田拓郎.1996)

MC 〜「この前、ある中華料理屋で3人のおじさんと…。『♪イモ、イモ、イモ、妹よ〜ふすま1枚持っていけ〜』(弾き語り)ってそんな歌あるか!って。『♪あなたは〜もう〜忘れた』忘れたよ!(客席爆笑)フォークとかそういうこと言うな!という説教から始めたら、『そうだね拓ちゃん!』と。拓ちゃん?バカにするな、と。『これでも俺はフォークの吉田拓郎だぞ!』と。そしたら『やっぱりフォークなの?』と。『そうだった間違えた!』って」

「今日は何でもどんどん食べていいよ!って言ったら、南こうせつは八宝菜を注文するんだよ。今時。昔のラーメン屋じゃあるまいし。山田パンダは…。いつまで経ってもパンダか!そのパンダが僕より1〜2歳年上だったとかいう事も分かって。『なんてお前達はバカなんだ!』と。来年何かやらないかという話をして、妹にふすま1枚持っていく歌も大事かもしれないが、考えたらお前たちの歌は野外に向かないなー、と。赤ちょうちんが…とか暗い歌を唄って(甲高い声で)『おいちゃんはー!』って言うんだろ」

「来年はつま恋で、4人で240歳…(笑)1975年に5〜7万人が集まったということよりも、当日何人倒れるか。しかもエンディングは『♪神田川』。悲しいな。気が向いたらお出でください」

12.流星 (write&song吉田拓郎.1979)
→2002〜2004ライブと同じ
13.せんこう花火 (write古屋信子/song吉田拓郎.1972)
→「流星」のフェイドアウトのまま
14.家へ帰ろう (write&song吉田拓郎.2002)
→瀬尾が太鼓のようなドラム?を叩く
2004年ライブと演奏はほぼ同じだが、2004年ほどのシャウトではない
後奏で拓郎バックステージへ

15.夏休み(inst)
→SANKYOパチンコ台「吉田拓郎の夏休みがいっぱい」のタイトル画像がスクリーンに映写。
歌詞がポップ体のフォントで映写。曲間にはAlbum「一瞬の夏」ジャケットである江口寿史のイラストが4枚映写
昨年と同じく、一部の方にはトイレタイムになっている模様

16.花の店 (write岡本おさみ/song吉田拓郎.2003)
→拓郎再登場。衣装は白いポロシャツ?とブルーのジーンズ

MC 〜「今日は神奈川の公演で、僕は6〜7年くらいかなぁ、しばらく逗子に住んでいたんですが、なかなか馴染めなくて。引越しの人生を繰り返しているんだけど、それでもなかなか落ち着けない」

「沢田研二と友達になりたかった…。沢田研二と一緒のステージ早く企画したいなー。もう『戦争はなぜ起こる』の話も嫌だし」

「来年60、還暦って嫌な言葉だなぁ。還暦なんて言ったって、こっちはずっと歌ってるんだからさ。祝いなんか要らないよ」

「そういえば今日ステージ始めた時より、ヒゲ伸びてるな(頬をさすりながら)スッピンだと全部分かる(笑)」

「青春は苦いもの。自分たちの青春はどうだったのか?では青春の歌を2曲」

17.虹の魚 (write松本隆/song吉田拓郎.1979)
→客席1階前方左側、他チラホラと立ち上がる
18.時は蠍のように (write安井かずみ/song加藤和彦.1986)

MC 〜「一昨年だったっけ?それぐらいの時に具合が悪くなって、その後フルオーケストラっぽいバンド(笑)でツアーを始めて。でもさ、1973年にこんなバンドで既にコンサートしていた人間がフォークな訳ないよね。(青春の詩を弾き語り)『♪喫茶店に彼女と二人で入って〜コーヒーを注文すること〜あゝそれが青春〜』(客席の一部が歓声を上げて異様に盛り上がるので)いろいろバカがいるだろ!君たちと共同生活はもう無理なんだよ。で、73年にこういうバンドをやったのが理想で。来年はハワイ用に変わるから。『♪小さな竹帽子の〜』(アロハっぽく弾き語り)」

「3年やってきた心の友、今の親友(笑)と『♪妹よ〜ふすま1枚持っていけ〜』(弾き語り)までは一緒にやりますが…僕がこうやって話しているのに後ろで次の曲の練習してるってのは…!まったく!!」

(メンバー紹介…Guitar:古川望、Guitar:土方隆行、Keyboard:小林信吾、Keyboard:エルトン永田、Bass:富倉安生、Drums:島村英二)

「僕のコンサートは最近長くなっているので、長時間座ってると石仏のように座席にへばりついてしまう人が多いでしょ。そんなんじゃエコノミー症候群になっちゃうよ。そろそろリフレッシュをして運動しましょうか。じゃあ立ちましょう!」

(客席全員スタンディングさせる)
「宗教団体じゃないけどさ。ほら、そこの3人組、座ってんじゃないよ!」(と前列中央を指して立たせる)
「はい、それじゃあ」(コーラスを模範に『全部だきしめて』のサビの振り付け練習)
「ちゃんと覚えてくれなきゃ困るよ」

19.全部だきしめて (write康珍化/song吉田拓郎.1997)
→客席全員スタンディングにて、振り付けを踊る!

MC 〜「はい、座っていいよ!」

(メンバー紹介…Trumpet:鈴木正則、Trumpet:佐々木史郎、Trombone:河合わかば、Saxophone:中村哲、Strings:伊能修グループ8名)

「それじゃあ、人生が転々としている歌を歌います」

20.今度はいったい何回目の引越しになるんだろう (write&song吉田拓郎.1990)

MC 〜「ダブル・サーティーってやつも忘れてこうやって音楽やってますが、終わって我に返って、仕方のない時もあるんですが…あ、今日はようこそいらっしゃいました。忘れてた!ごあいさつするの(笑)どうもありがとうございます、って。来年も来ますので元気で。元気で居てください。また会いましょう(と礼儀正しい感じ)」

(メンバー紹介…Chorus:遠藤由美、Chorus:坪倉唯子、Chorus:宮下文一、Chorus:若子内悦郎、Conductor:瀬尾一三)
(つま恋公演と同じ、コーラスのみ「バックグラウンドボーカリスト:誰誰」ではなく、いきなり名前を呼び上げた)

「3年前よりみんなも太って、来年はもう5キロも増やそうか、と。食べたい時は食べて、眠い時は寝る。もうオヤジになっちゃったなー(笑)」

「(客席を指差しながら)来年、客席が1つ空き、2つ空き、ということは『死んだな』と。そういうことにならないように」

「この歌を歌うのは大変なんだが。歌ってみましょう」

21.大阪行きは何番ホーム (write&song吉田拓郎.1984)
22.人生を語らず (write&song吉田拓郎.1974)
→客席スタンディングそして大合唱。後奏にて拓郎ギターを置いてお辞儀、バックステージへ

(アンコール待ちの時の手拍子のリズムが速い)

〜アンコール〜
23.パラレル (write安井かずみ/song加藤和彦.1986)
→拓郎、黒いシャツに着替える。瀬尾、白orベージュ系のキャップをかぶっている
2003ライブ「豊かなる一日」バージョン。客席スタンディングのままアンコールは続く
24.落陽 (write岡本おさみ/song吉田拓郎.1973)
→Am-Emのフレーズから始まる。『♪戻る旅に日が沈んでいく〜』の直後、拓郎ギターを置き、お辞儀。バックステージへ。その後リズムが4ビートから8ビートに変わり、激しく速いリズムに
落陽の演奏は1回きり。例年のような、拓郎が再び出てくる短いアンコールは無い
ミュージシャン退場の際、つま恋と同様、瀬尾がかぶっていた帽子を客席に投げる(1階前方中央がキャッチ)

19:50頃終演。落陽の直後、「♪夏の日の恋(パーシーフェイスオーケストラ)」がさわやかに流れる
拓郎によるアナウンス「本日の演奏は全て終了しました。只今ロビーにおきましてコンサートツアーのオリジナルグッズ、CD、DVDを販売しています。思い出作りが好きな方は買って帰りましょう。また来年お会いましょう」


※以前マハロで言ってた『ダブルサーティー』という言葉が今回出た。来年のタイトルに使われるのか!?
※「来年またここに来ます」という発言は何か。来年は単発コンサートで、横浜公演があるということか!?

=横浜で配られた10月28日東京国際フォーラム追加公演のミニポスター=