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吉田拓郎 LIVE 2014
-July.14,2014 パシフィコ横浜 国立大ホール

写真は7月23日スポーツ報知より

スケジュール(首都圏のみ5公演)
6月30日(月) 東京国際フォーラム・ホールA 初日
7月4日(金) 千葉県文化会館
7月7日(月) 川口総合文化センター・リリアホール
7月14日(月) パシフィコ横浜 国立大ホール
7月22日(火) 東京国際フォーラム・ホールA WOWOW収録(9/21放送)


(14:30から正面入口付近でグッズ販売)

17:30 開場

(場内ジャズのBGM)

18:25 開演前アナウンス(ブザーなし)

18:31 暗転

(ミュージシャンがステージへ)

01.人生を語らず (lyrics&music吉田拓郎,1974)
→前奏が始まり、拓郎がステージへ。拓郎衣装は濃紺地に白の水玉シャツ[85年つま恋・ステージAのようなシャツ]、破れたジーンズ、白い靴(スニーカー?)、サングラス無し。定番のアレンジで

02.今日までそして明日から (lyrics&music吉田拓郎,1971)

03.落陽 (lyrics岡本おさみ/music吉田拓郎,1973)
→後奏でステージ背景につま恋2006を思わせる花火の映像
(スタンディングをしている1階席とは反対に、2階席中央は「人生を語らず」〜「落陽」でも座ったままの観客が多い…)

MC 〜「それではみなさん、さようなら!!(客席爆笑)もうアンコールのような…この後はダラ〜っとした演奏しますから。どうぞお座りになって…年甲斐もなく無理して立ってると貧血になりますから(笑)」

「僕のコンサートも最近は、非常に広い範囲で行うようになっていまして、北は埼玉川口…南は神奈川横浜まで回っていまして(客席笑)早くもあと2本になりましたが…年に一本ずつ増やしていこうかと(客席拍手)全国ツアーやる頃には150歳になってしまうという…まあ、コンサートをたくさんやれるのもいいなと…もうちょっとやった方がいいんじゃないかって自分と、こっちの方で自分の本心としてはあんなにやらなくてもいいじゃないかと思ったりするんですが。それでは、正直な吉田拓郎のコンサートを最後までごゆっくり(客席拍手)」

04.爪 (lyrics松本隆/music吉田拓郎,1978)

05.たえなる時に (lyrics&music吉田拓郎,1991)
→「♪いま君は〜」の歌い出しから始まる

(拓郎コール)

MC 〜「まあ、生まれた時から拓郎ですけど(客席笑)」

「去年の暮れでしたが、あるミュージシャンから声がかかって、というか強引に『やらないか』と言われたんですが…まあご覧になった方もいらっしゃるでしょうけども(客席拍手)かなり強引な方です。歌ってる歌とは裏腹に。歌ってるのは『抱いていいの』とかなんですが(笑)ま、サド(客席笑)ここだけの話ですが。『何歌えばいいの?』って言いましたら『4曲リクエストがある』と。『アレとコレと、お前、歌ってくれない?』と。一歳年上の僕に向かって(笑)っていう人なんですよ。名前は言いませんよ(客席笑)『なんか、違う曲も歌ってみたいなあ。試しにさ、小田くん(客席爆笑)襟裳岬歌ってみない?』って聞いたら…にべもなく『また今度ね』って(客席笑)『まあ、いいや』ってあきらめましたが」

「今年になって、また、別の奴から…今度は『奴』ですが(客席笑)連絡があって『一緒にやりませんか』って。『俺、お前のことあんまり好きな奴じゃないんだけど、どうすればいいんだろうな…』『6曲歌えますから!』『え!6曲!?』6曲歌えるんだったらいい練習になるな…『何歌えばいいの?』『コレとコレと…で6曲』『そうなんだ、襟裳岬も一緒に歌ってみない?』『いいですね、是非歌いましょう!』」

「ここで、みなさんに問題提起します…『また今度ね』って言った人が正しいのか、あるいは『いいですね!』でやってしまった彼が正しいのか…。この二人は相反する思想を持った人だなと…」

06.襟裳岬 (lyrics岡本おさみ/music吉田拓郎,1973)

07.僕の道 (lyrics&music吉田拓郎,2012)

08.慕情 (lyrics&music吉田拓郎,2011)
→前奏中に背景の黒スクリーンが上部に動くのだが、他会場に比べて動きが遅い?

(拓郎愛してる!!コール)

MC 〜「あー。愛さなくてもいいよ(客席笑)好きでいてくれれば…愛されると身体がどうしていいか分からなくなる(笑)」

「小さい頃の吉田拓郎は病弱な子供でして…学校にも半分くらいしか行かない。学校では担任の先生からムチのようなもので…ムチって言うと話が変になるな(笑)ピシッって叩かれて『痛ぃ〜(か弱い言い方)』そういう話じゃないんだよ。言い方が違うんだよな…『痛てっ!(男っぽい言い方)』。病弱で貧弱で自己主張のない、その辺にチョロチョロっているような小中学生だったんですが、東京に出てからはみるみる人間が改造されて、朝まで歌うのも平気になってしまって(客席拍手)朝まで歌いましたよ…1回、2回、3回やりましたよ。4回は夕方でやめましたけど(客席笑)」

「当時の同級生からすると信じられない出来事らしくて、僕の変身ぶりにビックリしたと。人間ってどう変化していくのか分からなくて。今ここで歌っている自分も多くの感動を呼んでる訳ですが(客席爆笑)…自分で言うようになったら人間おしまいだな(客席笑)まあ、そうやって人生は何があるか分からないから。今、いくつぐらいの人が来てるのかなと、さっき上から覗いてたら大体分かったな(笑)ま、若い人もいるなーとか、若くない人もたくさんいるなとか(笑)」

「自分の人生をいい加減に生きてきたと思っている人がいると思うんですけど、まだ甘いかもしれない。まだこれから先、何かが起こりそうな気がするという…こういう説教じみたことを言う自分が大嫌いなんだよ(客席笑)」

09.夏休み (lyrics&music吉田拓郎,1971)
→ステージ背景に夏休みっぽい写真と共に歌詞が映し出されるが、背景の壁面の4分の1程度の画像サイズで非常に小さく感じる(6/30東京はもっと大きかったはず?)。客席の一部は合唱

10.シンシア (lyrics&music吉田拓郎,1974)
→ハーモニカから始まる。後奏でもハーモニカ

11.裏街のマリア (lyrics松本隆/music吉田拓郎,1978)

(拓郎コール)

MC 〜「ちょうど1年半前に…北は埼玉から南は神奈川までってのをやったんですが、その時話したことがあったんです…とあるバーの話なんですが(客席拍手)…少し復習してみます(客席笑)」

「横浜に、とあるバーがあるんです…これまた川口では川口にバーが(笑)。港のあたりかな…ベイ・サイド・バー(笑)どうもすいません…知ったかぶっちゃって(笑)僕は旅してるんです。馬に乗ったりはしませんよ、そういう旅人ではないんです(笑)季節は秋、深し。隣は何をする人ぞ…関係ない話をしてますが(客席笑)真剣に聞かなくてもいいですから…」

「『バーがあるな…』コートの襟を立てている吉田拓郎。頭に描いただけで、素敵…(笑)『こんばんは…』バーには先客の山崎君と田中君が座ってて。『どうもこんばんは…ちょっと一杯だけ…モヒートを下さい』『ヘミング・ウェイで有名なモヒートですね』皆さん、モヒートっていうカクテル…試してみて下さい…すごく甘いです」

「こっちの二人が気になって、山本君と飯星君…飯星君なんてどっから出てくるんだよ(客席笑)佐々木と内山にしよう(笑)『あ、吉田拓郎さんですか?』『ええ、吉田拓郎です』『こっち来て飲みませんか』って田中が言うもんですから(客席笑)年齢がこの客席の中域クラスの感じで(客席笑)『拓郎さんも、長くやってますよね』『長すぎますかね…すみません』『ところで、お二人は若い時どういう若者でしたか』すると内山君が『僕は、拓郎さんどころじゃないくらい暴れん坊で、すぐにケンカしたり女の子のケツ追いかけたり』『…すいません、僕と全然違うんですけど…(客席笑)』」

『今はどうなんですか』『今は大人しくなってしまって…』もう一人の…南君(笑)『僕は地味で…今でも独身なんですよ』って、二人の若者時代の話を聞いたんですよ。バーで…そこまで(客席笑)」

12.気持ちだよ (lyrics康珍化/music吉田拓郎,1999)

13.サマータイムブルースが聴こえる (lyrics松本隆/music吉田拓郎,1982)

(拓郎かっこいい!コール)

MC 〜「1970年の頃に、東京に広島から出てきたんですけど、その時からずっと吉田拓郎はかっこいいんです(客席爆笑)」

「それでね、バーで(客席笑)三人で話してるうちに色々あったんですが『これからも元気でお互いに頑張っていきましょうよ』『拓郎さんも頑張ってね、ファンじゃないけど応援するよ』って心にもないこと言われて(笑)お勘定…4780円払って(客席笑)バーを出たんです…外も暗くなって、秋風がヒュー(口笛風)って…ドラマ仕立てなんだな(客席笑)コートの襟を立て直して『寒いな…』上を見ると、ビルの谷間に月が出てるんです。月を見ながら『あー…俺も随分年取ったな。。お月さんはずっと俺のことを見ててくれてたのかな』…いい話だね〜(笑)お月さん…『♪お月さんこんばんは〜』違う唄が出てきそうだな…月の法善寺横丁(客席笑)」

「『お月さん、俺のこと見ててくれたかな…病弱で、若い時東京来て、それなりに頑張ったじゃない?』『見てたよ、拓郎』…いい話だね〜涙無しには聞けないね(客席笑)下を向いて道路を見ると、石ころがあったんです。それを蹴ってみようと…(拓郎、右足を動かして蹴る動き)…足が上がらないじゃないか(客席笑)蹴った石がコロコロと…『あぁ、石って蹴ると転がるんだな。人生ってそういうもんなんだな…っていう(客席笑)」

14.全部だきしめて (lyrics康珍化/music吉田拓郎,1996)
→客席スタンディング。コーラスの宮下文一と大嶋吾郎が"全だきダンス"のアピール。サビで全だきダンス(2005年DVD参照)

→途中でメンバー紹介。LIVE2012と同じ形式

MC 〜「超素晴らしいミュージシャンを紹介します。暖かい声援を送って下さい」

「Drums河村"カースケ"智康(演奏が2,3秒止まった状態で、指先でスティックをしばらくクルクルと回すパフォーマンス)→Percussion玉木正昭(力いっぱい。終盤でスティック回し)→Bass松原秀樹(これまでになく長い)→Guitar渡辺格→Chorus大嶋吾郎(過去3会場で見せた全だきダンスは無し)→Chorus今井マサキ→Chorus宮下文一(何かの棒?を使って、指先でパタパタとスティックを回すフリ 笑)」(全部だきしめてサビ)「Guitar鳥山雄司→Keyboard武部聡志」

15.わしらのフォーク村 (lyrics&music吉田拓郎,1971)
→スタンディングの1階席に反して、2階席中央は座ったままの観客が多い

16.淋しき街 (lyrics&music吉田拓郎,1995)

(拓郎さん大好き!コール)

MC 〜「エヘヘ…(客席笑)」

「最近あのー僕も自慢できる年齢じゃなくなってきて…自慢出来る年齢って何だろうな(笑)色んなことを忘れるんですよ。アレとかソレとか、アイツとか出てこない。『そこの…それなんだよ』ってのが多い。本とか新聞読む時もメガネが必要で」

「僕はテレビで歌う時はメガネ掛けてますけど、あれは…恥ずかしいからなの(客席笑)カメラとかね、目の前にいっぱいいると、直射で見られてるってのがすごく嫌なんです。今、直射で見られてるんですけども…何となくこっちからそっちが暗いんです(客席笑)何か安心感が…これで会場に全部電気がついてしまうと、僕は逃げてしまう(笑)自分の素顔に自信がないわけで…で、メガネで顔を隠したくなる…だからコンサートの時はメガネを外すってのが僕の流儀なんですよ。ま、これは別に拍手を下さいって訳じゃないですけど(客席拍手)…ガハハ(笑)そんなミュージシャンいる??俺みたいなミュージシャンいないよ!人の悪口言うし、あいつが好きだ嫌いだ…ねぇ、いっぱい嫌いな歌手がいるんですよ(客席笑)しょうがないんだよ嫌いなんだから。一緒に仕事をしても好きになれない…やっぱり、持って生まれた何かがあるんだよね…まあ、そのメガネの話ですけど(客席笑)」

「メガネがね、新聞読んでると宅急便が来るんです。僕は結構通販が好きなんです。通販でTシャツとか買うのが好きで、、ZOZO TOWNとか(客席笑)ハマっちゃって、ずっと見てると1時間2時間くらい『いいなこれ』って(笑)『ピンポーン』『あ、ZOZO TOWNだな(客席笑)』『いくらですか』『3735円です』『…ちょうどあるよ』持って来てくれた人が、お釣りがいらなかったということですごく喜んでる。。『ちょうどです、助かります!』…こんなに喜ばれることが世の中にあるだろうか(客席笑)『助かります!』そんなに僕は人助けをしたのか、と(客席笑)」

「それで、Tシャツ…『これいいな、これ着て横浜行こう』とか言いながら(笑)新聞読もうとしたら読めない…『あれ??メガネどうしたんだ??メガネ…』その辺をグルグル探してもメガネがない…大体こういう時って(おでこを指しながら)ここに(客席笑)こういう感じが最近すごく多くなってきたんですよ」

「まあ、その話は全然関係無いとして(笑)今日一緒に演奏してくれてるバンドは、日本にこれ以上の奴はいないというくらいで、もうベストだと言いたい(客席拍手)文句なしにベストなんですよ…よく見れば分かるでしょ(ミュージシャンの多くがベストを着ている)…ベストなんだってば(客席笑)」

17.アキラ (lyrics&music吉田拓郎,1993)
→「♪お父さんは何をする人なんだろう」でごく一瞬歌詞を間違えそうになる

18.僕達はそうやって生きてきた (lyrics&music吉田拓郎,2001)
→2階席はごく一部の客席がスタンディング。後奏で多くがスタンディング

 演奏後、拓郎「どうもありがとうー!」。拓郎・ミュージシャン全員がステージ前方に一列に並び、カーテンコール(全員が横一列に手をつないで、一旦上方へ手を上げてから全員で一斉にお辞儀)。その後全員袖へ下がる

アンコール

(まず、拓郎のみステージへ。白地に小さい黒の水玉シャツに衣装替え。ジーンズはそのまま)

19.こうき心 (lyrics&music吉田拓郎,1970)
→弾き語り。後半でミュージシャンが出てくる

20.アゲイン (lyrics&music吉田拓郎,2014)
→完全版。2階席は大半が着席
 LIVE2012と本公演の「バー」の話はこの曲の歌詞に繋がっていたのではないか?

21.春だったね (lyrics田口淑子/music吉田拓郎,1972)

22.純情 (lyrics阿久悠/music加藤和彦,1993)
→後奏で拓郎ギターを置き、ステージに向かって左、右、中央で3回それぞれ定番の長いお辞儀。袖へ戻るまでの、客席に向かって手を振る時間がこれまでよりも長い

20:55 終演(公演時間2時間25分)

(場内BGM「夏の日の恋」パーシーフェイスオーケストラ)

※本レポートは2階席からの様子を記載。
※客席に篠原ともえ。(MCで拓郎がZOZO TOWNについて話したのは、篠原を意識していたためか?)
※文中のミュージシャンは全て敬称略。
※会場前にダフ屋が数名、クイーンモール2階からパシフィコ横浜にかけて「チケットを譲ってください」とプラカードを持った人々が2-3名。