【Radio】2005年2月27日ゲスト出演(ニッポン放送)

「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」

16:19 拓郎登場「あけましておめでとうございます」

拓郎:有楽町のスタジオは初めて。こっちに来たかったんだ

鶴瓶:この間の大阪のコンサートはよく喋ってました

拓郎:言いたいこと、恨みつらみがいっぱい出てきて

拓郎:今まで言いたいこと言えなかったからガンになっちゃったんだ

鶴瓶:(「一瞬の夏」を聞いて)マークⅡで泣いてしまった。自分のその時代を思い出すから

鶴瓶:聞き直したんですけど、「♪マンボウ」がいい

拓郎:珍しいですねぇ

鶴瓶:「♪大阪行きは何番ホーム」がいいんです

拓郎:いいですねぇ、今年それ歌おうかな

鶴瓶:「♪春を待つ手紙」も大好き

拓郎:いい加減な時代の曲の方がいい。今みたいにしかめっ面で机に向かって曲作ってるっていうのも…

鶴瓶:新しい曲は少しにして、これまで作ってきた歌をやってほしい

鶴瓶:「♪とんと御無沙汰」もいい


拓郎:(「居酒屋拓郎」について)悪い気はしない。嫌と言ったらウソ。でもあまり軽く使うなよって感じ

拓郎:埼玉に「拓郎」という名のラーメン屋がある。びっくりしたんだけど、正直言って悲しかった。そんなポピュラーなところが

拓郎:東京に出てきたとき、自分の名前は本当に嫌だった。だから「入江準」って名乗ったりして。本気でサインの練習とかしたの

鶴瓶:「入江準」はだめですわ

拓郎:人にダメって言われるのがいい。僕、全然人を見る目がないの。才能を見抜けない

拓郎:「こんにちは赤ちゃん」も絶対ヒットしないと思ってた


「松原智恵子は処女」の話

「♪落陽」(LIVE73バージョン)


17:00 拓郎:矢沢永吉が近所のソバ屋に来るんです。「矢沢です」って言って入ってくるんだって。店主が「分かってるよ」って


拓郎:若尾文子とやりたかった(笑)

鶴瓶:ダメですよ

拓郎:岩下志麻は永遠の処女です。後から抱きつきたかった

鶴瓶:入江準だったら捕まってますよ


「最近嫌な奴がいなくなった」の話

「ジャニーズは礼儀正しい」の話

「フォーリーブスは全然良くない」の話

「♪全部だきしめて」(一瞬の夏バージョン)


拓郎:ジャニーズには全然関心なかったのに、仕方ないから堂本光一のSHOCKを見に行ったら感動しちゃって


拓郎:のりピーに頼まれた曲だったんだけど、一曲だけ「入江準」の名前で著作権協会に登録した曲があるんです

鶴瓶:「襟裳岬」は入江準じゃないんでしょ?

拓郎:入江準じゃないです(笑)

鶴瓶:ヒットした時は嬉しかったでしょ

拓郎:あれは嬉しかったですねぇ

拓郎:家でデモテープを作っていて、ボブ・ディランが歌ったらカッコいいだろうなぁって思って作ったのに、アレンジ出来上がったのを聞いたら「パーパパ-」って。見事に演歌に変えられていて。ビックリして倒れちゃった。こんなになっちゃうんだ!って

「♪唇をかみしめて」(一瞬の夏バージョン)


鶴瓶:(ライナーノーツを見て)これいいですよねぇ。一曲一曲どうしてこういう曲になったかっていうのが

拓郎:「唇をかみしめて」は最初武田鉄矢から博多弁で作って欲しいと言われてたんです

鶴瓶:武田鉄矢の映画に出たりして

拓郎:高杉晋作役とか。武田鉄矢は蒸し暑い。こんな暑苦しい人は生涯見たことが無い


「松本隆とアイドル路線の曲を作った」の話

「入江準はやっぱりダメだ」の話

拓郎:入江準はまるで全部ダメなんじゃなくて、人間的にはバカで人を見る目がないってだけなの

拓郎:人気のある人を見てもピンと来ない。僕がこの子いいねぇといって当たったのは酒井若菜くらい

鶴瓶:オセロの中島は今NHKのドラマ出てるけど、これが下手

拓郎:え!僕は「上手いな!」と思ってたんだけど…

鶴瓶:それってやっぱり見る目ないじゃないですか(笑)


「後藤次利はなぜモテるんだ」の話


拓郎:ところで僕たちはいつまでこんな話してるの?

鶴瓶:もうすぐ終わりですよ


鶴瓶:酒井和歌子が小さい頃から好きだった

拓郎:僕は中尾ミエにファンレターを書いたことがある

鶴瓶:入江準が

拓郎:そう入江準

拓郎:東京出てきて、曲作りで初めて中尾さんにお会いした時、僕はショックを受けたんです

鶴瓶:どういうことですか。ラジオですから謹んでくださいよ。(変な事言うなよ、という意味)

拓郎:いや、中尾ミエさんは僕の前では処女だったの(笑)

鶴瓶:ギョウサン処女言いますなぁ(笑)

拓郎:入江準なんて最低なんだから

拓郎:加賀まりこさんも好きだった。加賀さんが家に泊まったことあるの。番組終わってからじゃないと、とてもじゃないけど話せない

拓郎:入江準はダメ

鶴瓶:入江準で逃げようと思うてはるのやろ!

拓郎:入江準はねぇ、見る目はない、世間知らず、ふんぎりがつかない、けじめがない


鶴瓶:今年のツアーはいつ回るのですか

拓郎:えーと、8月・9月。「大阪行きは何番ホーム」は必ず入れます

拓郎:鶴瓶さんを泣かしてあげます。僕もこれは長い間歌ってないんで

鶴瓶:体力をつけて頑張ってください

拓郎:本当にダメな入江準ですいません(笑)

鶴瓶:今日のゲストは入江準さんでした

拓郎:ありがとうございました


18:07 拓郎帰る

鶴瓶:拓郎さんとは…何の話をしとんのや…。でも不思議な人ですよねぇ。本当に可愛い、魅力のある方でございました

(この後番組は「鶴瓶が選ぶ永遠のフォーク・ニューミュージック集」が続く)

リスナーのハガキを紹介後「♪春を待つ手紙」

鶴瓶:僕もこの曲には重なるものがある。これは是非掛けたかった曲です