「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」
16:19 拓郎登場「あけましておめでとうございます」
拓郎:有楽町のスタジオは初めて。こっちに来たかったんだ
鶴瓶:この間の大阪のコンサートはよく喋ってました
拓郎:言いたいこと、恨みつらみがいっぱい出てきて
拓郎:今まで言いたいこと言えなかったからガンになっちゃったんだ
鶴瓶:(「一瞬の夏」を聞いて)マークⅡで泣いてしまった。自分のその時代を思い出すから
鶴瓶:聞き直したんですけど、「♪マンボウ」がいい
拓郎:珍しいですねぇ
鶴瓶:「♪大阪行きは何番ホーム」がいいんです
拓郎:いいですねぇ、今年それ歌おうかな
鶴瓶:「♪春を待つ手紙」も大好き
拓郎:いい加減な時代の曲の方がいい。今みたいにしかめっ面で机に向かって曲作ってるっていうのも…
鶴瓶:新しい曲は少しにして、これまで作ってきた歌をやってほしい
鶴瓶:「♪とんと御無沙汰」もいい
拓郎:(「居酒屋拓郎」について)悪い気はしない。嫌と言ったらウソ。でもあまり軽く使うなよって感じ
拓郎:埼玉に「拓郎」という名のラーメン屋がある。びっくりしたんだけど、正直言って悲しかった。そんなポピュラーなところが
拓郎:東京に出てきたとき、自分の名前は本当に嫌だった。だから「入江準」って名乗ったりして。本気でサインの練習とかしたの
鶴瓶:「入江準」はだめですわ
拓郎:人にダメって言われるのがいい。僕、全然人を見る目がないの。才能を見抜けない
拓郎:「こんにちは赤ちゃん」も絶対ヒットしないと思ってた
「松原智恵子は処女」の話
「♪落陽」(LIVE73バージョン)
17:00 拓郎:矢沢永吉が近所のソバ屋に来るんです。「矢沢です」って言って入ってくるんだって。店主が「分かってるよ」って
拓郎:若尾文子とやりたかった(笑)
鶴瓶:ダメですよ
拓郎:岩下志麻は永遠の処女です。後から抱きつきたかった
鶴瓶:入江準だったら捕まってますよ
「最近嫌な奴がいなくなった」の話
「ジャニーズは礼儀正しい」の話
「フォーリーブスは全然良くない」の話
「♪全部だきしめて」(一瞬の夏バージョン)
拓郎:ジャニーズには全然関心なかったのに、仕方ないから堂本光一のSHOCKを見に行ったら感動しちゃって
拓郎:のりピーに頼まれた曲だったんだけど、一曲だけ「入江準」の名前で著作権協会に登録した曲があるんです
鶴瓶:「襟裳岬」は入江準じゃないんでしょ?
拓郎:入江準じゃないです(笑)
鶴瓶:ヒットした時は嬉しかったでしょ
拓郎:あれは嬉しかったですねぇ
拓郎:家でデモテープを作っていて、ボブ・ディランが歌ったらカッコいいだろうなぁって思って作ったのに、アレンジ出来上がったのを聞いたら「パーパパ-」って。見事に演歌に変えられていて。ビックリして倒れちゃった。こんなになっちゃうんだ!って
「♪唇をかみしめて」(一瞬の夏バージョン)
鶴瓶:(ライナーノーツを見て)これいいですよねぇ。一曲一曲どうしてこういう曲になったかっていうのが
拓郎:「唇をかみしめて」は最初武田鉄矢から博多弁で作って欲しいと言われてたんです
鶴瓶:武田鉄矢の映画に出たりして
拓郎:高杉晋作役とか。武田鉄矢は蒸し暑い。こんな暑苦しい人は生涯見たことが無い
「松本隆とアイドル路線の曲を作った」の話
「入江準はやっぱりダメだ」の話
拓郎:入江準はまるで全部ダメなんじゃなくて、人間的にはバカで人を見る目がないってだけなの
拓郎:人気のある人を見てもピンと来ない。僕がこの子いいねぇといって当たったのは酒井若菜くらい
鶴瓶:オセロの中島は今NHKのドラマ出てるけど、これが下手
拓郎:え!僕は「上手いな!」と思ってたんだけど…
鶴瓶:それってやっぱり見る目ないじゃないですか(笑)
「後藤次利はなぜモテるんだ」の話
拓郎:ところで僕たちはいつまでこんな話してるの?
鶴瓶:もうすぐ終わりですよ
鶴瓶:酒井和歌子が小さい頃から好きだった
拓郎:僕は中尾ミエにファンレターを書いたことがある
鶴瓶:入江準が
拓郎:そう入江準
拓郎:東京出てきて、曲作りで初めて中尾さんにお会いした時、僕はショックを受けたんです
鶴瓶:どういうことですか。ラジオですから謹んでくださいよ。(変な事言うなよ、という意味)
拓郎:いや、中尾ミエさんは僕の前では処女だったの(笑)
鶴瓶:ギョウサン処女言いますなぁ(笑)
拓郎:入江準なんて最低なんだから
拓郎:加賀まりこさんも好きだった。加賀さんが家に泊まったことあるの。番組終わってからじゃないと、とてもじゃないけど話せない
拓郎:入江準はダメ
鶴瓶:入江準で逃げようと思うてはるのやろ!
拓郎:入江準はねぇ、見る目はない、世間知らず、ふんぎりがつかない、けじめがない
鶴瓶:今年のツアーはいつ回るのですか
拓郎:えーと、8月・9月。「大阪行きは何番ホーム」は必ず入れます
拓郎:鶴瓶さんを泣かしてあげます。僕もこれは長い間歌ってないんで
鶴瓶:体力をつけて頑張ってください
拓郎:本当にダメな入江準ですいません(笑)
鶴瓶:今日のゲストは入江準さんでした
拓郎:ありがとうございました
18:07 拓郎帰る
鶴瓶:拓郎さんとは…何の話をしとんのや…。でも不思議な人ですよねぇ。本当に可愛い、魅力のある方でございました
(この後番組は「鶴瓶が選ぶ永遠のフォーク・ニューミュージック集」が続く)
リスナーのハガキを紹介後「♪春を待つ手紙」
鶴瓶:僕もこの曲には重なるものがある。これは是非掛けたかった曲です