吉田拓郎スタジオライブ in NHK STUDIO 101

at 2002年10月30日 渋谷・NHK放送センター1F CT101スタジオ【東京】

MEMO

▼Club Mahaloの抽選で行ってきました。「TRAVELLIN’MAN」(1993)以来、約10年ぶりのスタジオライブ
▼今回は2002年12月にBSで「吉田拓郎デラックス」として放送
▼観客はファンクラブとインペリアルレコードの募集+関係者で400名。センターステージで、周囲をヒナ壇上に観客が取り囲む
▼17:45にNHKの玄関前集合で、19時開始

REPORT

01.とんと御無沙汰(Lyrics阿木耀子/Music吉田拓郎,1995)

ピアノで静かにスタート

02.春だったね(Lyrics田口淑子/Music吉田拓郎,1972)

ギターからブラスまで、LIVE’73(1973)そのもの

03.いつでも(Lyrics岡本おさみ/Music吉田拓郎,1996)

04.淋しき街(Lyrics&Music吉田拓郎,1995)

「♪訳もなくここは東京・・」

05.君が好き(Lyrics岡本おさみ/Music吉田拓郎,1973)

LIVE’73+αといった感

06.今日までそして明日から(Lyrics&Music吉田拓郎,1971)

「感度良好波高し」(1996)バージョンが近年定着

07.流星(Lyrics&Music吉田拓郎,1979)

ラストの「何ですか」を短く切り上げているのが特徴

08.君去りし後(Lyrics岡本おさみ/Music吉田拓郎,1973)

まぎれもなく「懐メロ」だぁ

09.いくつになってもhappy birthday(Lyrics&Music吉田拓郎,2001)

ライブでは初公開。これも懐メロぽい

10.Y(Lyrics&Music吉田拓郎,1981)

不倫の歌?「S」とメロディは同じ。

11.外は白い雪の夜(Lyrics松本隆/Music吉田拓郎,1978)

歌詞間違いを大いに後悔。「男を縛る強い女と・・」→「男にすがる強い女と・・」

12.諸人こぞりて

1975年フォーライフレコード設立時に「クリスマス」というアルバムを作った。

13.ロンリー・ストリート・キャフェ(lyrics安井かずみ/Music吉田拓郎,1986)

「アローン・ツアー(1992)」以来の弾き語り?

14.パラレル(Lyrics安井かずみ/Music加藤和彦,1986)

15.ロンサム・トラベリン・マン(Lyrics&Music吉田拓郎,1993)

1993のNHKスタジオライブ以来?

16.どうしてこんなに悲しいんだろう(Lyrics&Music吉田拓郎,1971)

17.朝陽がサン(Lyrics吉田拓郎・福岡英典/Music吉田拓郎,2001)

18.サマータイムブルースが聴こえる(Lyrics松本隆/Music吉田拓郎,1982)

19.落陽(Lyrics岡本おさみ/Music吉田拓郎,1973)

これもLIVE’73っぽいが、時間を重ねていい感じで熟している。

20.人生を語らず(Lyrics&Music吉田拓郎,1974)

“脱「♪全部だきしめて」”の構成

REVIEW

▼バンドは瀬尾一三をバンドマスターにブラス・ストリングスを加えた約20人のビッグバンドで、しかもkey:エルトン永田、Drums:島村英二といったかつてのミュージシャンが久々に顔を揃えるゼイタクな演奏。約2時間半の超~気合の入ったステージでした・・。
▼演奏としては、全体的に懐メロの「LIVE’73」(中野サンプラザ・1973)っぽいアレンジだが、時を重ね、演奏も歌声も熟成された感がある。「今日はいい声してるなぁ。カッコいい。」と本人も言ってました。
▼MC中、北朝鮮拉致被害者の実家の押入れに「元気です」(LIVE73?)のレコードが入ってた、というニュースの話題に。「隔世の感がある」のような話を。(この部分のみON AIR、DVDではカットされている)

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